僕と君の365日


「レイアップごときで調子にのって....せめてレーンアップぐらいしたらどうなの?桃琉なんかフックシュートできるし!」

「あ、美琴のスリーのフェイダウェイ、イケメンだったね!レイアップより全然魅力的だったよ。あれってどうやってマスターしたの?」


「あれは桃琉にずっと私のマークにつかせて。私にパスがきた、から始まって桃琉が圧力をかけてきてそれをさけるために......」

「へぇ!また見せてね!レイアップと比較したいから!」

あぁ、陽信の顔がどんどんすごいことになってる。

「もう、専門用語すぎてよくわかんないし。ごめんなさい。」

うわ、なんか可哀想。

「え?私は何もいってないわよ?」


うわ。美琴、怖.......まぁレイアップで調子に乗るのはムカつく。


「陽信、次から気を付けなよー。」

「え、桃琉まで.....」