僕と君の365日



でも私がボールをとって走り出すとすでに美琴はマークをはずして待ってる。

私が美琴にパスすると美琴は止めに来るのをわかっているからフェイダウェイ.............


やっぱり何度見ても飽きない。

あれをスリーでやるには相当のバランス力と距離感。そしてフォーム。


中学生に頃、やりたいからってずっと練習に付き合ってた。まぁ、楽しかったけど。


「やっぱり、美琴は綺麗だ。」

ブザービーター。


「疲れたわ。やっぱり汗かくのは嫌いなの。」

「言うと思ったよ。汗、かくって気持ちいいじゃん。」


「........どこが?臭いし、いいことないわ。」


「美琴はずっとそうだもんねぇ。」


変わってない。中学の頃部活って汗かくから嫌なの。と言ってた頃と。