「でも..........って!」
「ぜった..................ねぇか!」
途切れ途切れに声が聞こえる。
「でもあのときは...............から!」
だんだんと鮮明になってくる。
「でも違うだろ!」
「違わねぇよ!いい加減、大人になれよ!ふっきれよ!」
「お前の人が良すぎんだよ!俺は、人殺しだよ!」
ひと、ごろし.......?
ガコッ
ベットに体をぶつける。すぐにカーテンは開いた。
「桃琉.......」
居たのは陽信と.....誰?
「少なくともお前は殺してない。でもあのことは忘れるな。」
あのこと?もちろん、しらない。まぁ......出会ってすぐだから.....
知らないことがあってもおかしくない。
「.........私は聞かないよ。陽信が話す気になるまで絶対、聞かないから。」
「......ありがと。」
陽信はそれだけ言って出ていった。

