「なめてんのかよ、二人とも来い。」
ぐっと二人の手首が捕まれる。
それと同時に男の胸ぐらをつかむ。
「何してんだ?てめぇ......俺のダチにてぇ出していいって誰がいった?ちょっと来いや。」
そのまま連行しようとしたとき......
「大人げないよ、お兄さん。」
掴んでいた胸ぐらが離れ、首に腕が回り男の顔が上を向く。そしてそのまま背中の真ん中に膝蹴りが入る。
そのとき俺はとても安心する。俺よりもずっとケンカが強いから。こいつは。
「どこの誰を敵に回そうとしてここに現れたの?その上、僕の友達にも触れたみたいだ......これは僕の中で重大な罪だよ?
クスクス...........判決はもちろん死刑だ。
さよなら、お兄さん。」
首の骨が......
「なーんちゃって.......驚いたかな?
いい反応するから、つい、ね?
まぁ、僕を敵に回したことに変わりはないんだけどね。」
悪魔の笑み......とても恐ろしい。みてるだけでも寒気がしてくる。その時道路にリムジン?が止まる。
「ぴったりだよ、的場。」
「仕事ですので」
降りてきたのは結構なおじいちゃん。まぁ、すごいひとなんだけど。
「じゃあ、あとは頼んだからね....」
「わかりました、判決は...」
「重大な罪だよ。」
「そう、ですか、では。」
左京と意味深な会話をして男と一緒に去っていく的場さん。
「ふぅ、久しぶりだな、こんなに体力を使ったのは。」
左京は微笑む。
「桃琉、美琴、大丈夫か?」
「えぇ、私はなんともないわ。」
「怖かったぁ.........」
ペタン、とその場に座り込む桃琉。
あんだけきついこといったのによく言うね。
「桃琉、手首。」
腫れてる。
俺は救急セットを取り出してその中から湿布をだす。
「大丈夫だよ、これぐらい。」
「痣が残ったら大変だ。女の子なんだから。」
湿布を貼ってサポーターをつける。
「あんまり、痛かったら病院行って。
あと、アドレス。もうはぐれてもらっちゃ困るからね。」
「うん、ありがと。」
笑った桃琉はケータイを取り出す。
右手首、うまく使えてない。
「リア充のところ悪いんだけど俺のこと忘れてるやろ。」
「はじめから知ってたよ。荷物持たされてあとから走ってきたことぐらい。」
「もうちょっとオブラートにつつめや!」
「知ってるよ、パシられてたことぐらい。」
「あかんわ、こいつ。」
オブラートにつつんだつもりだったんだけど。そんな会話をしながら桃琉にアドレスを送る。
「いった?」
「うん。」
ぐっと二人の手首が捕まれる。
それと同時に男の胸ぐらをつかむ。
「何してんだ?てめぇ......俺のダチにてぇ出していいって誰がいった?ちょっと来いや。」
そのまま連行しようとしたとき......
「大人げないよ、お兄さん。」
掴んでいた胸ぐらが離れ、首に腕が回り男の顔が上を向く。そしてそのまま背中の真ん中に膝蹴りが入る。
そのとき俺はとても安心する。俺よりもずっとケンカが強いから。こいつは。
「どこの誰を敵に回そうとしてここに現れたの?その上、僕の友達にも触れたみたいだ......これは僕の中で重大な罪だよ?
クスクス...........判決はもちろん死刑だ。
さよなら、お兄さん。」
首の骨が......
「なーんちゃって.......驚いたかな?
いい反応するから、つい、ね?
まぁ、僕を敵に回したことに変わりはないんだけどね。」
悪魔の笑み......とても恐ろしい。みてるだけでも寒気がしてくる。その時道路にリムジン?が止まる。
「ぴったりだよ、的場。」
「仕事ですので」
降りてきたのは結構なおじいちゃん。まぁ、すごいひとなんだけど。
「じゃあ、あとは頼んだからね....」
「わかりました、判決は...」
「重大な罪だよ。」
「そう、ですか、では。」
左京と意味深な会話をして男と一緒に去っていく的場さん。
「ふぅ、久しぶりだな、こんなに体力を使ったのは。」
左京は微笑む。
「桃琉、美琴、大丈夫か?」
「えぇ、私はなんともないわ。」
「怖かったぁ.........」
ペタン、とその場に座り込む桃琉。
あんだけきついこといったのによく言うね。
「桃琉、手首。」
腫れてる。
俺は救急セットを取り出してその中から湿布をだす。
「大丈夫だよ、これぐらい。」
「痣が残ったら大変だ。女の子なんだから。」
湿布を貼ってサポーターをつける。
「あんまり、痛かったら病院行って。
あと、アドレス。もうはぐれてもらっちゃ困るからね。」
「うん、ありがと。」
笑った桃琉はケータイを取り出す。
右手首、うまく使えてない。
「リア充のところ悪いんだけど俺のこと忘れてるやろ。」
「はじめから知ってたよ。荷物持たされてあとから走ってきたことぐらい。」
「もうちょっとオブラートにつつめや!」
「知ってるよ、パシられてたことぐらい。」
「あかんわ、こいつ。」
オブラートにつつんだつもりだったんだけど。そんな会話をしながら桃琉にアドレスを送る。
「いった?」
「うん。」

