「桃瑠......」 返事をしてほしい。 お前は幸せだったか? この一年。 笑顔で過ごせたか? 悔いはないか? 答えなんてもう一生もどって来ないのだろうけど。 個室の窓から桜の木を眺めていた。 「来年は桜、見れるかな。」 そう言って笑った姿に..... 今日中に荷物を整理して 出ていかなければならない。 なのに俺はベットの下にあった、 綺麗な世界へ というボロボロになった日記読み始めた。