僕と君の365日



予想通り、疲れる。

「腹減ったなぁ....どっか食いにいこか。」

えーと、とりあえずここのゲームセンターにあるゲームというゲームをやりまくった........体全体を使うようなゲームもたくさんあって体力がない私はもう太ももが悲鳴をあげている。

「ワクドでも行こか。」

「桃琉、私はあと二時間ぐらいで抜けるわ。」

「うん!ちゃんとわかってるよ。」

美琴はお嬢様。英才教育は当たり前。礼儀作法からバレエ、お茶、お琴.......などなどいろいろな習い事を習っている。

「でも本当に疲れたわ。誰かさんがつれ回してくれたおかげで。」

「そりゃーどーも。」

まぁその誰かさんは確実に都騎なんだけど。

「よし腹にもの入れに行くぞ!」

そう言ってゲームセンターを駆け抜ける。まぁ外に出たらものすごいぐらいの人混み。

「全員、離れへんようにちゃんとついてきぃや。」

「一番離れそうなのは都騎じゃないかな?」

さらっと悪口を言う、左京。

「桃琉もそうや!」

ちょっと!私を巻き込まないでよ。

「まぁいいや、都騎だけ離れると考えて.........」

なぜか変な計算をし始める左京。
私には確実にない、脳みそだ。