僕と君の365日



「てか早く行かなくていいのかよ。卯乃さんに怒ってもらう?」


「はるちゃん、お兄さん行ってくるから海空よろしくねー。」


にこにこしやがって。


「面白いお兄さんだねー。」

「まぁな。」

何だかんだ便りになるし。


まぁ、頼りねぇとこもぉっ!

「海空!いってぇっ。」


奥の部屋からドダダダダと足音を立ててやってくる妹。

「はる兄さん!おかえり!」

「お、おう。ただいま。」


みぞおちにクリティカルヒットしたのは黙っておこう。


「海空、紹介する人がいるから。」


俺の、とてもとても愛しい人。