「都騎はなー。兄貴が一人いるのは知ってるだろ?今は父親だっけ?と暮らしてるけど母親の方に弟が....えーっと四人?ぐらいいるみたい。」
「よ、四人......」
都騎が四人........
「何か、嫌だ。」
陽信は笑う。
「確かに。....あぁ。そうだ。美琴たち来るって行ってた。まぁ、サボってきそうだけど。」
「だね。」
そのあと、私たちは他愛もない話をして私がおかゆを食べさせてもらった。
「じゃあ、俺はこれの片付けしてくるから。あいつらが来たらうるさくなるし今のうちに寝といて。」
「うん。陽信、ありがと。」
私、いい彼氏もったな。
お世辞抜きでかっこよくてモテて運動できる。
勉強はしらないけど料理もできる。
その上優しくて人のことを気づかってくれてる。
そんな人が彼氏とか.....
もったいない....

