僕と君の365日



「はい、あーん。」


そう言われて私はパクりと食べる。


「ん......おいし!」


「そう?よかった。これは作ってすぐだからいいけど温め直すときに卵入れたり....あ、あとトッピングで梅干しいれるとまた、一味違うくなるから!あ、それにね.........」


陽信はそのままおかゆの食べ方のレパートリーについて語ってくれた。


「ご、ごめん。何か語っちゃって。」

「いいよ。それより陽信が料理できたことが意外。」

「そう?都騎もできるよ。」

「え?都騎が?」

あの?永遠のいじられ、改め永遠の左京のいじられの都騎が?

ない。ありえない。


「左京はできない、じゃなくてやらない。」

「美琴も一緒。やる理由がないって。」


やっぱり、お金持ちは違うねーっ!