「そんなこと。わかってるよ。あー。牛乳のみてぇー。」 怒りをグッと押さえたが俺になかでは収まりきらない。 「はる、それ何回目だよ。」 「俺も何回も聞いてるぜ。それに牛乳だけじゃ背は延びねぇよ?陽信。」 「え?まじか?」 「知らなかったのかよー。」 そう言って笑う。 わかってんだよ。チビなことぐらい。彼女よりちっさいって嫌だぜ?ほんと。 身長、のびねぇかな。 もうすぐ、地区予選だし。夏休み、身長延びて学校のやつ、ビックリさせてぇよ。 「牛乳、のみてぇー。」