私たちのクラスは保健室から一番遠い。



そこから走ってきてくれたのだ。嬉しくないわけがない。





「真有...?大丈夫か??帰れるか??」



「うん。もう平気。ごめんね?心配かけて。」


「いや。大丈夫ならいいんだ。」



舜はそういって、ふわりと微笑んだ。