期間限定恋愛

「仮恋人かぁ。まぁ、あいつならやりかねないことだね。」



お姉ちゃんは、私の話を最後まで真剣に聞いてくれた。



「でもねぇ奈柚、これだけは言えるよ!」



お姉ちゃんの目がまた真剣モードに戻った。



「新海は、外見こそはチャラい奴だけど、無神経なこといって女泣かせるほど悪い奴じゃないよ。」



まぁ、振った私がいうことじゃないけどねぇとお姉ちゃんは言った。



「じゃあ、新海はなんであの時否定しなかったの?」



うーん、とお姉ちゃんは少し悩んでから言った。



「ただただ奈柚を、傷付けたくなかっただけなんじゃないかなぁ?あいつ、不器用なとこあるしねぇ。」