「今日の大会が終われば、
時間に余裕できるし。
デート、できたらなって
思ってたんだけど、どう?」
「是非っ!!お願いします!!!」
思いっきり頭を下げると、
「ハイハイ。」
ーと、李斗は頭を撫でてくれた。
そこに。
ーパッパーッ!
車が登場。
李斗のお母様だ!
二人で近付くと、
「朔ちゃん!
今日はバカ息子の試合を
観に行ってくれて、
ありがとねっ!」
ーと、笑顔の李斗のお母様。
実は、李斗のお母様とは、
お稽古の後に顔を合わせてるから、
頻繁に会っているんだ。
「いえいえ、
私が来たかったんです。
もう、すごく楽しかったです!」
「オイ、『バカ息子』は、余計だ。」
「ほらっ、二人とも、
早く乗って乗ってっ!」
「お願いします。」
李斗のお母様に促されるまま、
車に乗り込んだ。
李斗のお母様は、
すごく気さくな方で話しやすい。
しかも、優しくて、笑顔も素敵で、
すごくすごく綺麗な方。
…もう、本当憧れ。

