ツンデレ彼氏をデレさせろ。





ーすると。
爽と深津は、顔を見合わせて呆れ顔。



「へ?何?」



何でそんな表情されるのか、
わからなくて、そう言うと、



「んじゃ、俺の分頼んだ!!」



そう言われて、深津は
自分の作業に戻っていった。



「よくわかんないなー。深津も。」



「朔が、バカなんだよ。」



普通そう言われたら、
腹が立つハズだけど、
もう言われ慣れすぎて、
腹も立たなくなった。笑
(いつも何かしら
やらかすから、仕方なし←笑)



「あー!ヤバイよー、爽!!
時間くってしまったー!
早くやらなきゃ、終わらない!!」



時間をみれば、
もう、オーブンで焼かないと
授業が終わってしまう時間帯に
なってしまっていた。
只今、本日最終授業。
早く終わらなきゃ、
放課後の李斗との時間が
短くなってしまう!!!
(ハヤクカレニアイタイ。笑



「ほら、さっさと焼いちゃお!!」



ー私が焦ってそう言うと。



「はいはい。」



ー爽は、呆れながら頷いた。



ーこうして、私たちは、
再び、作業に戻ったのでありました。