ーすると。
『本当に私と別れる気?
私は、了承しないから。
今迄、
アンタは私と生きてきたのよ?
生まれてからずっと一緒に
生きてきた人と離れられる
わけないでしょう?
それに。
アナタは、私の旦那になるの。
そして、私に幸せな生活を
させてくれるんでしょう?
アナタの家、お金持ち、だしね?
私、色々欲しい物、あるんだあ。
李斗、アナタは、
私からは一生逃れられないのよ。』
『そんなこと、
俺が許すわけねーだろ!!!
別れるから!!!
俺は、お前とは、
もう今後一切、関わらない!!!
お前なしでも、
生きていけるに決まってんだろ!!
自惚れんじゃねえ!!!
今後、俺に近づくな!!!』
『強がりな、ガキが。
いつまで、通用するかな?
まあ、
私のものになりたくなったら、
いつでも泣いて詫びに来ることね。
いつでも許してあげる。』
『死んでも、行かねーから!!!』
梓のお母さんの葬式での
この会話が、
梓との最後の会話になった。
梓は、梓のお母さんに
かけられていた保険金によって、
今迄通りの生活をすることが
当初の予定だったのだが。
梓のお母さんの彼氏と名乗る
30歳代後半のオトコが現れて。
それが、企業の会社の社長さんで。
梓を一目見るなり、
梓のお母さんと似ている梓を
大切にすると言って、
梓を会社の本拠地である大都会に
連れて行った。
今、梓が何処で何をしているかー
なんて、全く知らないし、
知りたくもない。
それから、約三年ぐらい経過した。
それで、さっきの再会となったんだ。

