ツンデレ彼氏をデレさせろ。

【李斗side】


やべーよ。マジやべーよ。
無防備すぎる…。



握った手を離すことなく、
お互いが握っていて、
その体温に幸せを感じていた。
俺は、照れ臭くて
朔に話を振ることすら、
できなかったんだけど…。



今迄、カレカノらしいことを
してこなかったのは、
一度箍が外れたら、もう取り返しが
つかなくなることはわかってたし、
剣道の最後の大会が終わるまでは
集中しようって思ってたから。
(まあ、上手いこと言って、
朔を常に傍に居させようと
策を練っていたのは事実だけど…。)



それが、終わった今では
我慢していたのが、
爆発するかの如く朔への感情が
溢れ出している。



………まあ、幸せそうな朔を見たら
いいかと思えてしまうんだけど。



それでもだ。
コレは、ヤバイ。