【李斗side】
「今日は、帰ろっか。」
ー嗚呼。
朔に、
一番言わせたくなかった言葉。
俺が、冷めた態度ばっかり
取ったから…。
前に、遼に言われた通り、
いつか、朔に、見離される。
ーそう思うと
一気に恐怖が俺を襲った。
「嫌だ!」
此処が喫茶店で。
此処が大衆の面前であるって。
わかってるけど、止められない。
俺は朔の手を両手で握り締めて
叫んでた。
「…李、斗…?」
朔が驚くのも無理はない。
朔に自分の感情を素直に見せずに
ここまで来たから。
それは、かっこつけたかった、
ということもあるけど、
何より、朔をイジメてその時の
朔の表情にゾクゾクしてたから。
すごくすごく唆られる表情をする
朔が可愛くて可愛くて。
そうして、
今までやってきたけれど。
遼に言われたこともあるけど、
それだけじゃない。
一度、味わった幸せは、
もう離したくなる。
いや、もう離せなくなる。
だから、
一度外れた箍はもう戻らない。
「今日は、帰ろっか。」
ー嗚呼。
朔に、
一番言わせたくなかった言葉。
俺が、冷めた態度ばっかり
取ったから…。
前に、遼に言われた通り、
いつか、朔に、見離される。
ーそう思うと
一気に恐怖が俺を襲った。
「嫌だ!」
此処が喫茶店で。
此処が大衆の面前であるって。
わかってるけど、止められない。
俺は朔の手を両手で握り締めて
叫んでた。
「…李、斗…?」
朔が驚くのも無理はない。
朔に自分の感情を素直に見せずに
ここまで来たから。
それは、かっこつけたかった、
ということもあるけど、
何より、朔をイジメてその時の
朔の表情にゾクゾクしてたから。
すごくすごく唆られる表情をする
朔が可愛くて可愛くて。
そうして、
今までやってきたけれど。
遼に言われたこともあるけど、
それだけじゃない。
一度、味わった幸せは、
もう離したくなる。
いや、もう離せなくなる。
だから、
一度外れた箍はもう戻らない。

