モールウォークとは、
屋外の
複合型ショッピングセンター。
かなり大きくて、
この街では、若者から家族連れの
遊び場所になってる。
「何処から行く?」
「ケーキは後でいいよっ!
李斗の
行きたい場所先に行こう!!」
「うん、わかったよ。」
ーとのことで、やって来たのは。
「CDショップ?」
「そ。
前から聴こうと
思ってたんだけどさ、
朔の好きな音楽ってどんなの?」
「えーっとね、
私は、“OORock”が、
一番好きだよ。」
「えっ!?マジで!?」
そう言って、
急に目を輝かせる李斗。
ーお?おう??
「俺、てっきり、
朔は、“西◯カナ”とかが
好きなんだと思ってた。」
「あ、うんっ!!
カナちゃんも大好きだよ!!!
私、けっこー
どんなジャンルも聴くからさー。
けど、“OORock”が一番かなー。
爽も“OORock”好きでさー、
爽がファンクラブ入ってるから
ライブツアーある度に
チケット抽選で当ててくれて、
爽と爽の彼氏の風埜君と
三人で行ってるんだー。」
「えっ!??マジで!??」
ーと、言って、
更に李斗は目を輝かせる。
ーお??おう???
「俺も中学のダチと
四人ぐらいで“OORock”の
ライブツアー行ってるよ!」
「えっ!そーなの!?
じゃ、何処かで会ってるかも
しれないねっ!!」
「んじゃ、俺ともまた行かねえ?」
ーーーはふーーーっ!!
何たる幸せっ!!!
「是非っ!!!
宜しくお願い致しますっ!!!」
「ぷはっ!
何でいきなり敬語w
んじゃ、また約束な。」
ーそう言って、
浮かべられた李斗の笑顔に
私はノックアウトです。

