ドロップ缶






整った顔に闇に溶けてしまうような真っ黒な髪と瞳。



でも、髪と瞳にはんしてその人が発するオーラは誰もを引きつけてしまうような。



内側から恐怖が来るようなそんなかんじに襲われた



でも、私正直そんなのどうでもいい。





コイツ





黒龍の総長






黒宮 彰吾だ




学校に一度来たことがあるのを見たことがある。黒龍に興味ない私でもコイツだけは忘れたくても忘れられなかった。




振り向いて固まった私を気にとめず。





コンビニへ歩いていく。




一瞬、は?と思ったけど、この人種にとってはよくあることなのだろう。




それでも、助けてもらったのだ礼くらい言わせろ




コンビニへむいているやつの服を思いっきり引っ張る。




睨みながらも振り向くコイツは案外優しいやつなのかもしれない




流石に怒らせると怖いので手短にすます





「さっき、ありがとう。助けたわけじゃないかもしれんが、正直助かった。」





目を見て礼を言う。しかし、見れば見るほど綺麗な瞳だな。なんてぼんやり考えてると、後ろの方から騒がしい声が聞こえてきた。






「ちょーい!ショウゴ!先いくなよ!俺まだうんこしてたのにー!」






あきらかに馬鹿そうな金髪がこっちに向かってきている




ショウゴと黒宮の名前を言っていたので黒龍の幹部だろう。これ以上面倒事に巻き込まれるのはごめんだ






「じゃあ、私はこれで
ほんとに助かったありがとう」





もう一度礼を言って立ち去ろうとしたら、ぐっと何かに掴まれた。



は?、とフリーズしてる間に金髪野郎が来た