「そっかあ。友達にも聞いてみる!」


そう言って、あたしは一緒に来ていた、ななとゆきに聞いてみた。


「ねえ、この後どうするの?」


「え、なんか今ゆうじさんっていう人が、寒いからってみんなに飲み物買いに行ってくれているんだよ。」


そう、ななが答えてくれた。


「え、そうなの?」


「うん・・。だから、飲み物だけ買わせて帰るのも悪いかなって思って・・。ちはるん、どうする??」


「あたし・・・。」


どうしようか考えていた。


正直、帰りたいけど、まだまさきさんと話したいし、一緒にいたいし・・・


うーん・・・と悩んでいたら


「ちはるんが帰りたいなら、うちらも一緒に帰るよ?うちらも帰るなら帰りたいし!」


そうななが言ってくれた。


「そっかあ。」


まだ、どうしたいか気持ちがわからなかった。


まさきさんに、今の状況をとりあえず伝えてみた。


「そうなんや。ちはるちゃん、無理しなくていいよ?」


「うん、わかった。あ、あの・・。」


「ん?」


「よかったら、あたしまさきさんと連絡交換したいな?」


「もちろん。後で交換しよっか。」


「うん・・!」


交換できる嬉しさでいっぱいになった。