「ごめん!!大丈夫!?」


わたしは慌てて離れる。


「届かねーなら台使えば良かったんじゃねーの?」


なっ!?


「だ、台あったの!?」

知らなかった…。

てゆーか、飛び跳ねてたとこ見られてた!?

は、恥ずかしい。////


「あれ?翔吾、部活は??」


翔吾をみると、野球の練習着で。


「あっ!忘れてた!
俺、図書室にボール取りにきたんだわ」


なぜにボール??


「後輩の打った球がここに入ったんだよ。窓、空いてただろ?」


き、気づかなかった…。


「そしたら、チビかここで飛び跳ねててさ、面白かったから見てたんだよ。
そんで、さっきのことが起きたって訳」

「本当にごめんね。ありが……」


って、
「チビじゃない!」

いま、さらっと言われたよね!?