「どうし「最後まで言わせて?」 結城の言葉を、美香はさえぎった。 「部活を辞めるわけじゃない。 ちゃんと参加する。 皆とプレイをしないだけ。 ……あたしの目の状態はね。 治らないんだって。 気づくのが遅かったって。 もう、ボールが見えないんだ。 最近、あたし調子悪かったでしょ? こんな状態で、皆とテニスをするわけにはいかない。 総合体育大会まであと二ヶ月。 あと、二ヶ月だからこそ、あたしは皆と練習するわけにはいかない。 さっき、皆の顔を見て強く思った。 だから、わかって欲しい。」