「何、鼻歌なんて歌ってんだよシオン。キモい」



「なっ!キモいって!相変わらず遠慮のないヤツ」



いつも通り口喧嘩をしながらトワと高校に向かう。



この高校は初め私の成績ではムリだと言われていたが合格!



何としてでもこの高校に行きたかったのだ。



15分かけて高校に着いたら。



門を潜ると私達一年生のクラスの紙が張られている。



紙の前は人が大勢いて見ようとしても見れない。