零斗side





イライライライラ…………







バンッ





ドンッ










ゴミ箱を蹴ったり机を叩いたり








斗「いい加減にしろよ!」








あの千尋の隣にいた男の顔が



頭から離れない









あいつは誰だ?








俺より背が高くて




俺より大人で







あいつの好みなのか?










零「…………チッ」














さっきから八つ当たりばっかりだ












ガチャ







魁「たっだいまー」





陽気な声を出しながら帰ってきた魁貴








そして、






結「さっきね、ヒロと会ったのー!」







今1番出してはいけないワードを出した女










ぶち











バンッ







何度目かの机を叩く音が響き






魁「零斗?どーしたんだ?」






イライラが最高潮に達しようとしていた








斗真がコソコソと魁貴に話している








魁「あー、あれ彼氏じゃねぇよ」






零「は?」






魁「お前さ……勘違いしすぎ」





結「ただのお世話係だって〜」








なんだ…………








そうなのか










はぁ…………早とちりだ









明日確かめねぇとな









そして今回の光景を見て





早く言わねぇと千尋が



誰かのものになっちまうかもしれねぇと






気付かせてくれた











会いてぇ………千尋に______