隆聖side



正直びびった



直感を信じろとは言ったが……


隆「まさか妹が選ばれるとは…」



神様のイタズラか


………それとも俺への挑戦か





千尋………今まで俺が守ってきたが

これからは俺の知らないところで


何か起こるかもしれない。




その時、


族をやめた俺は直接助けることは出来ない





隆「はぁ………心配だ」




零斗に釘をさそうとしたが



俺と千尋が兄弟だと知らないし


だいたい苗字も違う。



千尋が藤堂家の娘だと周りに知られたら


龍谷の敵対チームの他

藤堂組の敵対組からも狙われる



零斗には言えねぇな………



あとネックレス




あれを龍谷関係者に拾われていたら


持ち主が千尋と分かっても


返すだけではすまないだろう



あれには7と書かれているから



俺と関係があるとバレるに違いない



やっぱり零斗たちを信じるしかないのか。



零斗が引退するまで長くてもあと2、3年



隆「守り抜けよ………零斗」