夢「…由姫を離してくださいませんこと?」
優しい声…お姉ちゃんの声にそっくり
でも、お姉ちゃんがいるはずないし…
毒牙「誰だてめぇ」
夢「…覚えていませんの?
5年前由姫を拉致したときに隣にいたわよ?」
このときあたしは、確信したの
お姉ちゃんの夢姫だって…
由「…お姉、ちゃん?」
夢「……久しぶり、由姫」
お姉ちゃんは、変わってた
前の明るい子供みたいな
無邪気な笑顔がなくなってた
冷たい冷たい表情だった
きっと何年も笑ってないんだって
すぐわかったのよ
(なんでわかったのよ⁉︎by織唱奈)
なんでって…双子の妹ですもの
(そ、そうだった…忘れてたごめんなさい
許して?by織唱奈)
大丈夫…許すから
お姉ちゃん…助けに来てくれたから
嬉しかった…
でもね、お姉ちゃんが考えてることわかっちゃった
お姉ちゃんは、毒牙のところへ行くみたい
あたしと引き換えに自分が行くみたいね
ほんとに、やめてほしい
危ないものいつ殺されるかわからない
そんなところへ行こうとしてる
お姉ちゃんは、あたしを助けるためなら
命を惜しまないようね…
でも、お姉ちゃんがいなくなったら
悲しむ人がたくさんいるのよ?
あたしとかお姉ちゃんのお友達とか
たくさんの人が悲しむ…
だから、来ちゃダメだよ…
由姫side end

