『平常心』と心の中で何度もつぶやきながら湊くんにお弁当を持って近づいて行った私。
「では、湊くん 行きましょうか。」
「うん。美咲ちゃんって可愛いよね。」
私の目の前で満面の笑みを浮かべて言った湊くん。
...はい???
今なんと?
私にはあなたの方が何万倍も可愛く見えますよ!?
...それにその破壊レベル最大級の可愛さ!
私をキュン死させる気ですか???
素直になれない私は
「湊くんなんて大嫌いです―――――――――――!!!」
と学校に響き渡るような大声を出し
今世紀最大級の速さで爆走して屋上へ逃げた。



