「……全然寝れなかった。」

瑞斗にさそわれてから、
気持ちが嬉しさMAXのまま下がらず、
服をコーディネートしたり
メイクを試してみたりしていたら、
あっという間に朝になってしまった。

「…クマができてる。どーしよう。
瑞斗…気付かないよね?今からじゃ
どうしようもないし…。」

そうこうしている間に
瑞斗が家に来る時間まであと3時間。

「大変、急がなくっちゃ……‼︎」

恋する女の子たるもの
デートの準備には手を抜けられない。