「ドラゴン…。
七海は俺の父親だ。
小さい時
父さんは俺と母さんを捨てた。
組織のために…。
母さんを殺し俺は森へ捨てられた。」
龍牙さんは
空を見上げてこう言う。
「俺は
森で倒れているところを拾われた。
運よく
施設の人が拾ってくれたんだ。
だから
俺は施設育ちなんだ。」
龍牙さんは
儚げに笑う。
「でも
俺は恵まれていた。
仲間に。
俺は今の人生後悔はしていない。
でも…。
大切な人を傷つけることはしたくない。」
龍牙さんは
私を真っ直ぐに見る。
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