目を覚めると 見慣れない天井。 これは…。 廃墟ビル? 手足が縛られていて動けない。 「匂い…。 海が近い…?」 すると 扉が開く。 「起きたかい? 相沢ゆめさん。」 そこにいたのは やはり七海さんだった。 「よくわかったね。 相沢ゆめさん。 俺だって。」 ニヤリと妖しく微笑む 七海さん。