「んー。
どうしてって…。
作品を元のあるべき場所に戻すため?」








敬太さんが
悩みながら言う。







「このオークションは
盗まれたモノばかり出費される。
その中には
大切にしてたのに不正に盗まれて
泣いている人が沢山いる。
そんな人に
作品を戻すためにオークションを発案したんだ。」








龍牙さんは
ニコリと笑う。










「ここのオークションは
ただの闇オークションじゃないんだよ…。」