「いってらっしゃい。」








優しいかぜが私を包み込む。










「あー!
凪とゆめちゃんイチャイチャしてる!
龍牙に報告しないと!」








「こんな52点オンナ相手にするか!」










「いいんです!
芦川さんになんと言われようが
龍牙さんが好きって言ってくれたんで!」










私は
少し照れながら
みんなにそう言ったのであった。