兄弟みたいに、ずっと一緒にいた さとブー。 これからも、ずっと一緒だと思っていた。 あっちゃんと付き合えば、今のようにはいられなくなるよね、きっと。 さとブーを見れば、相変わらずキラキラしていた。 「ほら、あれ。」 さとブーが指差した。 先輩の家が見える場所までついて、並んで立ち止まる。