「ばあさん!ばあさん!おい、しっかりせんかばあさん!」 「………?」 「ばあさん、気がついたかばあさん」 「………?」 「何すっとぼけた顔しとんじゃ、はよぅ帰るぞ」 「………?」 「お大事にぃぃ」 イケメン先生の優しい声が老夫婦の背中に掛けられました。