清水奈々ちゃんに連れて来られて行くと 暗いベランダ的なところについた。 「ここで話しましょう?」 いつまで猫被ってんだ。 「ここで話すんでしょ?だったら下調べしてんでしょ?別にいいわよ。猫被らなくても。」 清水奈々ちゃんは計画的だ。 ここに連れてくるって事は、安全ってことだろう。 「……まぁ、いっか。」 声のトーンが低くなった。 出た。 本当の清水奈々。