橋本とは結局友達になった。
まぁ悪い奴でもなさそうだから。
結構面白いし。
俺的にはいい奴だと思ったから。
「じゃあよろしく。」
「おう!よろしく!学!!」
素直な奴だと思う。
金髪だけど。
「なぁ。田中と橋本はどういう関係?」
ちょっと気になったから言ってみた。
すると橋本が
「友達だぜ!!」
田中が
「知り合い」
と答えた。
どっちだよ。
「おい!友達だろ?!さっきまであんなに話してたのに!!」
橋本が田中に反論した。
すると田中が
「なんでアタイがあんたみたいなヤンキーと友達に何なきゃいけないの?!」
それはそれで酷い。
「なんでだよ!!お前さっき俺に
学の好きな…がふっ!?」
田中が橋本の口を抑えた。
タコになりながら。
「うっさい!!あーはいはいわかったわよ!!そうよ!友達よ!友達!」
なぜか、橋本を睨んでる様にも見えた。
「もごご?!ぐっはーー!!」
(本当?!やったーー!!)
「…田中。橋本の口から手を離してやれ…」
可哀想だ。
「あ!はいはい。忘れてたわ。」
田中が手を離した。