あれはマジで痛いんだよなー









どんくらい?


脳みそ吹っ飛ぶ。




声出ないよ。痛すぎて。






「……流石に同情。……何したの。」







「……っス……」







「……え?よく聞こえんかった。」






「キスしようとした!!」








……………………はぁ?!




「マジでなにしてんの?!俺のだよ?」








同じ目線にするために座り込む。


「……何してんだよ。ふざけんじゃねぇ」


佐々木学の前髪を上に引っ張り顔を向けさせる。



すると股間の痛さは引いてきたのか俺の手を払って
立ち上がった佐々木学が微かに笑った。








「……まだ、違うだろ?」