案の定、男どもは少々息を荒げながら私達に近づいてきた。
…きも。
「道に迷ったのか?じゃあお兄さんが案内してあげるよ?」
1人の男が寄ってきた。
すると、それに釣られたように3.4人の男が寄ってきた。
「本当ぉ〜?嬉し〜♡」
「そこの、イケメンさんはぁ〜?私、貴方がいい〜♡」
あかりは忠実に伊藤君から言われたことを守る。
『ナイフを持ってる男は、1人だけだ。
そいつは、きっとボスだからそいつを落とせ。絶対に、悟られるな。』
見るとあかりの目が獲物を捉えたライオンの目になっていた。
『アタイに落とせない男はいないわよ。
せいぜい学くらいよ。落ちないのは』
自信満々に言ってたあかり。
「ねぇ?楽しい事、しない?」
あかりが誘ってる。
するとそのボスらしき男はあかりを見て言った。
「お前、誘い方下手くそ。」
「……は?」
