「なっ…なんで…田中が俺なんか…
どうかしちゃって…」
「アタイだってビックリしてるっつーの!!でも、そんなことを言ったって変わらないんだからしょうがないでしょ?!
何?!それとも学がなんとかしてくれるの?!」
……いや、流石に人の恋心までは。
「気付きなさいよ!この髪型だって、あんたなんかの為にやったのよ!褒めなさいっ!!柄にもなくツインテールなんて、アタイらしくもないっ!!」
田中がいつも通りに運転してない。
顔が真っ赤のまま、半泣きしたような顔で睨んで。
そんな顔をしても可愛すぎて。
小動物みたいで、俺の為にしてくれたのは本当に嬉しくて。
「……可愛いよ。」
なんて、普段絶対言わないようなことを言ってしまうのは夏のせいだ。
