しばらくしてから目が覚める。
どこだ?ここ…
ふと下を見ると自分の膝が見えた。
座らされている。
手も後ろで結ばれていて身動きが出来ない。
ここは…倉庫か?
そこら辺にゴミが転がってた。
しかも今は夏。
暑い。ムシムシして汗がジワジワ出てくる。最悪だ。
「おっ。笠井!大河が目を覚ましたぜぇ」
知らない男の声が頭に響く。
そして、笠井と呼ばれた男が俺の近くに来た。
「……よお。大河。久しぶりだな。覚えてないとは言わせないぞ?」
あ…
こいつ。
入学早々、ガラス割った先輩だ。
金髪でなんか目ぇつけられて……
