アタイがおふざけで
学を学級委員にしたんだ。(←この時点で姑息。)






そしたら、なんか知らないけど
奈々ちゃんも学級委員になった。







その時も何か突っかかってはいたけど
そこまで気にしてなかった。






でも、あの時から、
奈々ちゃんは計画してたんだ。






アタイのものをとろうとしてたんだ。







うちのクラスでは
もうアタイと学はペアみたいになってる。



アタイがそう仕向けたんだ。
学を落とそうとしてたから。






でも
学は今までの男とは違ってそう簡単に落ちてくれ無かった。






だから、何と無く友達として一緒にいた。





なのに奈々ちゃんは!!





…考えるのやめよう。
アタイが醜くなる。


怒ったらアタイのウルトラスーパーキュートな顔が歪んじゃう。





そんなことを考えていたら






ボス!






なにかが当たった。







…え?






何かと思い視線を移すと







枕。

何これ。


「げ。ヤバイよ!
田中さんに当たっちゃったじゃん!」







「怒られたらどうすんの?!」



丸聞こえなんですけど。


別にそれくらいで怒らないし。







手に持ってる枕をアタイに当てた2人に
投げ返した。






「わ!」






一人が声を上げた。





「別にそんくらいで怒んないわよ。
アタイのウルトラスーパーキュートな顔に当てたら話は別だけど。」






今のはギリギリ肩だったから
怒りません。






「………」
「………」





唖然。







そんなにアタイ怖いかな?



もう少し笑ってみる。






「大丈夫だよ?」






最高のミラクルスマイルで
悩殺されるがいいわ!