……? 何処ここ。 イライラして、しばらく歩いてたら知らないとこに出てた。 莉奈、大丈夫かな… 雛が見つけてくれて、今頃。一緒に… ドンッ! あ。 花火だ。 早いな。 もう8時か。 これからどうしよ… 帰ろうかな…… 「ねぇ、キミなにしてるの?」 知らない声が聞こえた。 見るとやっぱり知らない男がいた。 同い年くらいの男がアタイの方見てニヤニヤしてた。 「どうしたの?泣いてるの?」 ……泣いて……? たんだ…… 知らないうちにアタイの頬には涙が伝ってた。