「〜〜〜っ!!」


何かを我慢してるような
ただをこねる子供のような

そんな顔をした。


「あっそ!!
学なんか知らない!!」



田中は何故かキレながら離れて言った。


「あっ!あかりちゃんっ……!」


「いいよ。ほっとけ。」

田中の所に行こうとする清水さんを止めた。


「取り敢えず、点呼とろうぜ。
待たせちゃうし。クラスのみんなの事。」


「……うん。」


清水さんを説得して
取り敢えず点呼をとる。


なんなんだ、あいつ。


いきなりキレだして……



後でなだめに行くか?
でも、清水さんにあんなことを言うのは許せない。

罵るなら俺を罵ればいい。
なんで清水さんまで?