すると、学は「そっか…」言いながら倒れた。 「学?!」 どうしよう! これじゃあっ…! おっきな声で叫んだ。 お願い!! 誰か気付いて!!! 「雛!!莉奈!!橋本!!」 名前を必死に呼んだ。 学がっ!! 手に抱えてる学が熱い。 体温が半端無い。 これは重症でしょ?! 「誰かぁ!!」 ガサッ ?! 茂みの方から音が聞こえた。 熊?! こんな時に?! あり得ない!! やめてよ!! ガサガサッ 「ひっ!!」