太陽のきらめきの中で



「わたしはもうそろそろ帰らなければなりません。ではルーン様今日はありがとうございました。すごく楽しかったわ」


ファナはとびきりの笑顔で
ルーンをみた
くるりと後ろを向き
ゆっくりと森の中へ帰ってゆく


「…おい、ファナ!」


「また明日…ここで会えないか?」


ザザザザッ…


2人の間につかの間の沈黙が流れ
ファナは小さく笑顔で頷く


「また明日、ルーン様…」