太陽のきらめきの中で



「俺はルーン。ルーン=フォワールド。人にものを聞くときは自分から先に言うべきではないのか」


ルーンは冷たく言い放つ。
いくら美しくてもやはり
自分の容姿や地位に飛びつく女しか
みたことがなかったルーンは
女が嫌いだ


にもかかわらず


「ごっごめんなさい…わたしはファナよ。よろしくね」


彼女はひるむことなく
満面の笑顔で答える


花のように美しく
太陽のように温かい笑顔


今までの女とは違う感じがする
あくまでも俺の勘だけど…