「ファナ…もう少しこちらに来い」 「ルーン様?どうかなさったのですか?お顔が赤いです、熱でもあるのかしら」 ファナが 少し不安げに 細い指をルーンの額に触れる ひやっとする感覚と 嗅覚を刺激する ファナの甘い香りにぐらりとくる もう…俺限界だ…