first love~世界で一番素敵な初恋~



西園寺は職員室の前まで来るとまた後でな。と言葉を残して行った。


私はというと担任らしい先生にクラスを聞きに行く。


クラスは2ーA。


軽く学校の説明をされると先生と教室に向かう



教室の中を見渡すとそこには西園寺の姿が。


昨日、クラスのことを言ってたけど、それを実現させるなんてさすが西園寺財閥の御曹司。


きっと、権力を使ったに違いない。


クラスが一緒なのにも驚きだけど、案内された座席が西園寺の隣ということにも驚いた。


西園寺は一番後ろの左から2番目の席。
そして、私はそのすぐ左隣に座った。


「ねぇ西園寺。何で席まで隣なの?」


私は周りに聞こえないくらい小さな声で聞く。


「何でって、俺と同じクラスで知らねぇ奴の隣にするわけねぇだろ?」


その理由、意味不明なんですけど。


「それに、知ってる奴が隣だと安心だろ?」


確かに知らない人に囲まれるのは不安だけど、今朝の件で誰かに話し掛ける勇気も無くなったしどっちでもよかった。