私は寝ている間に沢山の夢を見た。
夢というか、頭に浮かんで来たのは懐かしい思い出ばかりだった。


とても楽しかった思い出……………
でも、その思い出と一緒に封印されていた記憶は、大好きだったお父さん………


そのお父さんを私が殺してしまった。


私がお父さんに遊園地に行きたいと言わなかったら、はしゃいでお父さんの手から離れたりしなかったら…………


お父さんは死ぬことはなかった。


私がお父さんの人生を全て奪ってしまった。
そんな私に幸せになる資格なんかない。


私は人殺しだから……………
絶対に幸せになっちゃいけないんだ。