あの後、すぐに順番が決まったんだけど、私の出番ははくじに参加せずに相手の部長の権限で一番最後に決まってしまった。


本当は一番にして終わらせたかったのに。


まぁ、でも決まったことは仕方がない。


待ち時間をずっと座っていることなんて出来ず、私は裏方の仕事を手伝っていた。


一応、相手校のドリンクも用意していたから話しやすそうな副部長さんに手渡しに行ったりもしていた。


それが終わるとレギュラーが試合してるコートには戻らず1年生のコートで指導係をしていた。


白樺学園は基本的に部員内で後輩の指導を行うので空いた時間は1年生の所へ行くようにしていた。